2007年8月23日木曜日

加藤一二三九段

加藤一二三九段情報

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加藤九段が通算1000敗
将棋の加藤一二三九段(67)が22日、東京・将棋会館で行われた朝日杯オープン戦で戸辺誠四段(21)に敗れ、通算負け数が1000敗となった。プロ入り以来、53年間に積み重なったもので、将棋界史上初の記録。加藤九段の負け数には、予選を突破して入ったリーグ戦や、タイトル戦で喫した黒星が多く含まれている。1000敗は長年、第一線で活躍してきた証しだ。通算負け数の歴代2位は有吉道夫九段(72)の955敗(1061勝)、3位は内藤国雄九段(67)の858敗(1089勝)。

加藤九段の歴史
加藤九段は1954年、14歳でプロ入り。「神武以来の天才」と呼ばれ、82年には名人位を獲得した。通算勝ち数は1261勝で、大山康晴十五世名人の1433勝、中原誠永世十段(59)の1299勝に次ぐ歴代3位でした。