2007年8月18日土曜日

リチウムイオン電池

リチウムイオン電池情報

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リチウムイオン電池・無料交換問題
日本メーカーは安全対策を含めた品質の高さを売り物に、世界シェアの半数を握ってきたリチウムイオン電池。全世界で4600万個を対象にした松下電池工業製の携帯電話用リチウムイオン電池の無料交換問題は、リチウムイオン電池の品質管理の難しさを浮き彫りにした。このタイプの電池をめぐっては、昨年以降、ソニーと三洋電機が相次いで発火・発熱トラブルを起こした。、信頼回復には一層の安全対策が不可欠だ。

リチウムイオン電池について
91年にソニーが世界で初めて量産化したリチウムイオン電池は、構造上、発熱・発火の危険性を抱えている。トヨタ自動車は08年をめどに、ハイブリッド車にリチウムイオン電池の使用を検討していたが、現時点では十分な安全性を保てないという理由で、09年以降に先送りした。

リチウムイオン電池相次ぐトラブル
その背景には、高性能化とコスト削減を迫られるあまり、品質管理がおろそかになっていたのではないか、という指摘もある。リチウムイオン電池は、セパレータと呼ばれる絶縁層を挟み、正極と負極で化学反応を起こし、電気エネルギーに変換する仕組み。今回の松下の異常発熱は、製造工程で絶縁層に傷が入ったために起きた。ソニーや三洋のケースも、製造時に微小な金属粉が混入したことなどが原因だった。